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映画、「パプリカ」の巻

 投稿者:エスオ  投稿日:2008年 2月 6日(水)10時03分56秒
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  パプリカです、筒井康隆です、精神異常(キチ○イ)のお話しです。
ということで、映画「パプリカ」を見ました。

アニメと言うことで、ちょっといままで敬遠気味でしたが、
見てびっくり、どっきり、ひゃっくりでした。

ストーリーは、ある企業の天才研究員が夢の共有?ができるマシンを発明して、
その器械をめぐり、イロイロな事件が起こってしまう?
という内容。

いきなりオープニングから、キチ○イ行列のオンパレードで、その総天然色さ加減に、
脳みそがクラクラ〜してしまいます。
それから、ストーリーが進んで行く中で、だんだんとそのキチ○イ行列の意味がわかってくると、
またまた、
クラクラ〜な気分になり、
「あー、キチ○イさんになってしまったときにの気持ちと言うのはこんな感じなのかな〜!」と、
真夜中に何度も見たくなってしまうような、不思議な衝動に駆られます。

主人公の「パプリカ」と「敦子」さんのキャラクターには、日本の男性人がほとんど、
「萌え〜!」してしまうような、小粋な設定にも共感がもてますね。

実はプランニングのコンセプターでもある、エスオとしては前から気になっていることがあるのです。

それは、日本人が作る物語性についてなのです。

以前、「風の谷のナウシカ」などでもそうでしたが、
物語の後半になると、ストーリーが複雑化してきて、
「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」な展開になってしまうことです。
「ナウシカ」の場合、後半、オームの大群がやってきて、
巨人が現れて、なんだか大地が文字通り、
「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」になってゆきます。

それから、「アキラ」というアニメもそうなのですが、こちらも、主人公のサイコキネシスト?
の鉄男君が、
なんだか最後のほうに「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」になってしまいます。

今回の、パプリカでも、後半になるとやっぱり、「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」になってしまうのですが、
これは、日本人の特徴を良くあわらしているんじゃないかな〜?
と思う今日、この頃なのです。

日本人と言うよりも、アジア的な感覚、東洋風なイメージをとても強く感じます。
それは、一体何なのだろう?
と、ここ10年くらい思っていたのですが、パプリカを見て、その答えが少し判ったような気がします。

エスオ的には、日本には八百万(ヤオロズ)の神々がいて、800万もの神様が混在していると言う感じです、
アジアには、もっと多くの複雑怪奇な神々たちがいます。

そのような、多様な世界観、宗教観もっと言えば、自然観、地球的一体感が、
日本映画のエンディングを構成する、
あの、「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」感覚へと続いてゆくような気がします。

しいて言えば、そう「宝船」に乗った「七福神」の神様たちや、年末の「酉の市」に現れる、
絢爛豪華な「熊手」などのデザインにも通じるものでしょうか?

それともう一つ、日本には四季があり、春夏秋冬、そして、梅雨があるので、
日本全国で作られているあの、おいしい漬物が出来るのだよ!

と、以前、教えてもらった記憶がありますが、あの、白いご飯にかかせない、漬物!
これが、日本人のアイデンディティーを作っている大切なもの、と言うことになるのでしょうか?

それであれば、あの、映画に良く出てくる「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」なイメージも、
よく判るような気がするのでした。

そして、エンディング近く、巨大化した主人公がその悪役となる?
「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ!」を、なぜか吸い取って成長してゆく、映像美の中に、
「あー、日本人、そしてアジアの世界観、宗教観は、こうなんだー!」
と、みょーに納得した、ステキなアニメ映画でした。

『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』の今 敏監督作品。原作/筒井康隆、
アニメーション制作/マッドハウス
による、2007年作品です。

スタジオジブリのアニメもいいけど、そろそろ違うのも見てみたいな〜?
と思ったときは、ぜったい「パプリカ」をお勧めするよね。

http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html

 

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